ENTIA-Creative Blog: DEVGRU × ENTIA feat. MASAYA NARITA

『DEVGRU × ENTIA feat. MASAYA NARITA』

会社ビルの二階にある"サーフィン＆スノーボード"のプロショップ『mission/ミッション』が手掛けるサーフボードブランド『DEVGRU/デブグル』兼ねてより『DEVGRU』と『ENTIA』でコラボ企画を進めてて、先日第一弾が完成したのでご報告。

本コラボ企画は『DEVGRU』の板に『ENTIA』らしいグラフィックを載せるプロジェクト。

しかも只単に柄を考え印刷するんではなくて、兼ねてからの個人的希望だった僕の旧友であり、グラフィックデザイナーとしても活躍している『MASAYA NARITA』にペイントしてもらおう！という贅沢(我が侭?)プロジェクトです。

近頃、モノ創りを考える時に"日本魂"という事を意識してます。

日本は勿論、世界的にも概念というか思想の転換期だと思うんですが、

ボケてしまっている事を改めて意識し直して、日本の良い思想を踏襲したモノ創りやアクションを興していきたいと近頃強く意識中。

商品…というより"作品"全体に込められている概念としては"日本人として"って言ったら言い過ぎかもしれませんが、それこそ"日本"を表現するつもりでした。

日本の原風景…って考えたとき、四方を海で囲まれた自然豊かな大地がぱっと浮かんだんで、板を広く使って"大地"を、それから"海(波)"を迷彩柄等で表現して、そのベースに力強く根を張っている"植物"や、高々とした"空"を配して、仕上げに命というか"躍動感"を表現したいと思いました。

起用した迷彩柄は"ダズル迷彩"と言われ、主に第一次世界大戦の時、艦船に用いられた迷彩塗装です。

20世紀イギリス人芸術家ノーマン・ウィルキンソンの発案によるもので、明確な配色で塗装された複雑な幾何学模様が特徴。この迷彩は日本では幻想迷彩ともよばれていて、艦船に対する、敵からの艦種、規模、速度、進行方向などの把握を困難にさせる効果があったそう。

ある時発見してから、何かの機会に起用しようと思っていたモチーフです。

"DEVGRU"のブランド名がアメリカ海軍対テロリスト特殊部隊に由来しているという事もあり、速攻採用決定。

植物モチーフには最初、菖蒲を起用しようと思ったんです。

菖蒲、子供の頃、頭に巻いたりしましたよね。強くたくましく育つようにと。

でも、華が欲しいなと思って、調べた時に同じアヤメ科でアヤメがあったので、そちらをモチーフに。

花言葉で"良い便り、信じるものの幸福"ってあるんで、俺もMASAYAも"良い！"ってなって。

大地・波と来たら、やっぱり日の出。

日出ずる処。ってな感じで、マストモチーフ。

先日『MofM(manofmoods)EXTREME LINE × ENTIA』の商品に同封してるステッカー群にも登場してますが今作にもON。

仕上げに板の先端にワンポイントでグラフィックを載せたくって、鶴を飛翔させて躍動感を表現。

先端に鶴が入った事で、板全体で空間を演出出来たかなと、二人とも自画自賛してますが（笑

…どうでしょう？！

本『DEVGRU×ENTIA feat. MASAYA NARITA』アイテムはセミオーダー制となってて、気に入った形状の板を『DEVGRU』製品内から選んでもらって、俺が好みの色をいくつか聴いて配色、そして一点一点MASAYAがペイントする。という世界に一本しかないオリジナルサーフボードです。

気になった方は是非『mission』まで足を運んでみて下さい！！！

この『DEVGRU×ENTIA feat. MASAYA NARITA』アイテムも

今週末スタートする新企画イベント『GALLERY』に展示します！お楽しみに！！！

Hisanori H

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